舞台の感想その2 (ネタバレ大量)

ネタバレOKになったそうなのでネタバレしかない感想を書く。
なのでアノハ観てない人はなんのこっちゃの内容だろう。

 

 

 

[以下全てネタバレ]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論から言うと、観劇後もずっと頭に残るストーリーだった。


はじめ勧善懲悪の冒険活劇みたいなのをイメージしていたが、その印象はラストに近づくにつれて薄れていった。


正義とは、悪とはを問われる内容がとても印象深かった。
後味悪い訳では無いが、もっと良い道はなかったのだろうか…と

(勧善懲悪って完全じゃなくて勧善なんだと今知ったほりきり)

 

だって最後に皇子の元に残った護衛が誰か思い出せよ。


力を失ったアノハ、

 

とりあえず殺すウシオ兄さん、

 

狂人サク。

 

イかれたメンバーとして紹介できるわ。

 

 

サクといえば最後、隊長を殺したあとのサクの行方が気になった。けどあそこまで皇子と自分の地位に固執してるなら、きっとぴょこぴょこ戻ってきたんだろうなと妄想。

 

あとどうしても大瑠璃皇子の第一印象がマ◯ケル・◯⚪︎◯◯◯にしか見えなかったことを許してほしい。だがその印象もシリアスな場面とともに薄れていった。あれこそ大瑠璃だ。

 

ちなみにキャラクターとして1番共感できたのはシュロ皇子。

 

兄に対する激しい劣等感と、

それを逆撫でするかのような大瑠璃のわかったつもりの態度。


いやぁ、あれはわかってないよね。


恨むよね。

でも結局血縁だから嫌が応にも関わっちゃうんだよね。

うーん殺意も湧くよなあれは

大瑠璃もっと弟頼ってやれやと思ってたら一人でできるもん状態だしね。

あれは大瑠璃よくない。

おじさんそう思った。


シュロ皇子が1番共感できた旨をどんに伝えたところ
「なんか自分で勝手にこじらせてる感じが似てるよね」と言われて僕はiPhoneを空へ飛ばした。

 

 


あと自分は演技について素人同然だが、もし演じる機会があればやってみたいのはサク一択だろう。

冒頭のおとなしさが嘘のような怒涛の狂気乱舞。

激しい2面性と、それについて自問自答していた際の「誰にだってある暴力性」というセリフが非常に共感できた。

狂人の振る舞い自体に対しての理解は難しいところだが、

ああいう演技が舞台上でできたらさぞ気持ちいいんだろうなぁとしみじみ。

 


あと前回のブログで激推ししていた白虎さん。
前回のド伏せ字の部分は確か

「白虎が六合と一緒に酒呑童子と大天狗に戦いを挑むシーン」

だったかな?

殺陣シーン自体あまり馴染みのなかった身なので、

6人の大乱闘は手に汗握る興奮だった。
大型スーパーのヒーローショーなら見たことはあるが、あれは躊躇なく人を斬り殺さないからなあ。

気迫というか殺意というか、殺陣シーン全てが魅力的だった。


あと無邪気な白虎さんかわいかった。

ドッキリ引っかかったり地味にマントの汚れ気にしてる感じたまらん。

ああいうキャラは頭の上がらぬ女orじいちゃん師匠が必須なんだけれど、

いる。な。あれはいる。よ。いる。

 

 

式神と言えば
芦屋ホクトが式神2人と暴れ出す際に
「いくぞババア!」
「おうよクソガキ!」
みたいな掛け合いしてて最高っってなった。年の差コンビ良いよね。

 

 


はつねどんちゃんですが、

 

 

 

たわわだったなあ。

 

 

 

前回の舞台のときといい、必ずと言って良いほどたわわ要員だなあの子は。

 

たわわなのも含めて、今回のはハマり役だと思った。

 

無邪気な笑顔をやらせたら世界一だろう。

 

終演後アンケートを書いてたら
帰りぎわのカップルが
「あの子可愛かったねー」
「あああのほうきの子?」

というやりとりが聞こえてきた。

 

どうだわしの自慢の娘は可愛かろうヘッヘッヘッと謎の誇らしさがあった。

 

 

そういえばウシオはつねの初対面のときのほうき返してのくだりはアドリブだろうか。

良い意味で素な感じがした。

 


シュロ皇子の三の葉遊びは、アドリブだろうなぁ。笑

逆にいえばそこ以外のアドリブっぽいのは気づけなかった。

もっともっとあるのだろうなーーーー

 

 

結局舞台アノハだけではあの世界全体を語ってはくれなかった。語りきれなかったと表現するのが正しいか。

あの世界には未来にも、過去にも続きがあり、

僕らが見たのはあくまで壮大なストーリーのひとつ「ウシオ編」といったところだろう。強いて言うなら第2章、第3章くらいに思える。

 

この前にも後にも間にも物語を想像できる余白。これが上手くできていた。


革命軍もシュロ皇子も亡くなったが、

民間の陰陽師こと芦屋ホクトは結局無傷のまま悠然と消えてしまった。

彼も悪の陰陽師じゃなく、民間の陰陽師というのがまた皮肉なところだ。


またいずれ彼は現れるのだろうか。
その時アノハ達はどう対抗するのか、
そして今回出てきた4体の式神以外に新たな式神も現れるのではないか、
そう思うとワクワクと妄想が閉演後も止まらなかった。

 

にしても良いものを見た。バイトに遅刻した甲斐もあったというものだ。